戦天使に魅せられて
彼女が体視しているのは希望ではなく、希望がもたらす絶望的な怒りなのだ。
俺がMagic始めたのは今年(1998)の5月からなので、ウェザーとかストロングホールドばかり買っていた(テンペはあんまり買って無い)
そんななかで手に入ったのがこの『戦天使(WarriorAngel)』だ!
このイラストもさることながら、特殊能力がとってもイケル。
6マナで呼べる3/4の飛行だけでなく、「戦天使が与えるダメージ1点につき、あなたは1点のライフを得る。」とあるように(画像は英語だが)SpiritLink内蔵なのだ!
つまり、攻撃もしくはブロックに参加するだけで(Fogとか打たれなければ)3ライフ得てしまうのさ。
オレとしては、こんなにすばらしい彼女(実際天使って両性のはずだけど)をいかにして早いターンで呼び出すか。
そして、場に4体呼べるか色々と無い頭(とカード資源)で考えた。
デッキに4枚入れるのは当然として、マナの敷居をまず考える。
高速マナの緑で組むか?いや、ここは青のカードになかなか楽しいのがあるのだ。(実際始めのころは白緑だったが)
それは、場にでてるクリーチャーを指定して、ライブラリーから場に出せる『擬態の仮面』(生贄が必要)
そんなわけで、組み合わせる色は青に決定!カウンターとかも在るしな(安直)
そして、主要となるカードには。
せっかく呼び出した彼女をサクッと殺されたら大変なので『蘇生の天使』を入れる。これはクリーチャーの再生ではなく、墓地に置かれてるクリーチャーを場に出せてしまうのだ。
さて、戦天使の留守を預かる部隊として『重バリスタ部隊』と『哀れみの壁』を入れておく。
そして、特殊クリーチャー『ヴォルラスの多相の戦士』(現在3枚入ってます)
こいつは、自分の墓地の一番上のカードがクリーチャーカードの場合、その能力をコピーするというクリーチャーだ。
こいつ自身のもう一つの能力は「2:あなたの手札からカードを1枚、選んで捨てる。」
これで最大6体分の戦天使が場に出せる(予定は未定)
ここで気が付く。
始めの手札の7枚に「戦天使」「蘇生の天使」「多相の戦士」と少しの土地さえ入ってたら最短4ターンで戦天使(コピー)が場に出ることに、デッキを組んでから判明する。
「擬態の仮面」まで引いてきたら大変なことになるぞ!
だが、これだけでは満足しないのがオレ(欲張り)
なんと、「擬態の仮面」の要員として愉快なカード、『気前のいい後援者』
こいつが場から墓地に置かれた場合、すべてのプレーヤーは、ライブラリーの中から好きなカードを1枚、手札に加えてもいい。
見た目は3マナの2/2クリーチャーだが、なかなか楽しい奴だ。
キャストして、動けるようなら何時でも攻撃に行かせる。そしてサッサとお亡くなりになっていただく(ひぇ〜)
そして、お楽しみタイム!
ココで安易にカードを選んではいけない。相手の手も見極めて、対抗策も考えた上でカードを持ってこよう!
そんな感じで組みあがったレシピはこちらで。(ブラウザの"戻る"で帰ってきてね)
まぁ、弱点はいっぱいあるけど(黒には分が悪い)戦天使のすばらしさを世に啓蒙するために、オレはがんばるぜ!
そして場に4体並ぶ時を夢見て・・・
98/10/04